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【新年快楽!!】

初めまして、日豊大連(にっぽうだいれん)の周(シュウ)と申します。中国は2月17日まで旧正月でお休みでした。
今日は、NBSネットワークの一つである日豊大連についてご紹介したいと思います。
日豊大連有限公司の紹介
日豊大連有限公司(日豊大連)は、NBSロジソルの中国拠点として、日本と中国間の一貫物流サービスを提供し、グローバルに展開する物流拠点間を結ぶネットワークを利用し、荷主に対し多様な物流サービスを提供しています。
2021年2月現在、日豊大連は林(リン)総経理をはじめ、事務職員2人、ドライバー2人全部で6人、企業及び個人向けの海運・陸送・倉庫など広範なサービスを提供しています。通関・輸送から保税区内物流、倉庫業務まで、一貫物流に対応できる体制を作りました。陸・海・空の輸送モードを組み合わせ、日本国内の物流機能をリンクさせることにより、日中間をドア・ツー・ドアで結びます。

自己紹介
1998年から2007年までの約9年間、私は日本の福岡で留学しながらアルバイト生活をしていました。2007年9月に日豊大連に入り、日本企業の理念と仕事に対する真剣さ、情熱さ、そして真面目な精神を深く感じました。
今では私も日本の精神に影響され、一生の財産になったと思います。
2007年6月から海外事業部と本社での約2ヶ月の研修を終えて、当年9月3日に日豊大連の社員として仕事を始めました。今年で入社14年目です。
私は遼寧省(りょうねいしょう)の盤錦市(ばんきんし:大連と400キロ離れています)で生まれ、中一から父親の仕事の関係で大連へ移住し、大連の高校に通い、大連外国語大学に入り、大学一年生の時に日本へ留学しました。
大連では7年間過ごしましたが、日本へ留学して福岡で9年間生活したので、どっちが第二の故郷かなと、今でも妻と笑って話をしています。(妻は日本へ行った翌年日本語学校で知り合ったクラスメイトでした)。
最初日豊大連に入り、仕事に慣れるまで半年間以上かかりました。自分の役割を出来るだけ早く覚えて、林総経理と皆さんからいろいろ教えてもらって、林総経理とお客様に営業に行ったり、ドライバーさんと一緒に配達に行ったりなど物流のことをたくさん勉強しました。

日豊大連の事務所
旧正月に【福】を張り替えします。中国特有な風習で、会社大繁盛の意味があります。

日豊大連事務所に入るビル全体

事務所全景
写真右奥NBSの手前は林総経理
林総経理の手前は会計の王波さん、次は業務担当の許丹さん、左奥は私です。


大連の名物(場所、食事等)
遼寧省大連市は黄海(こうかい)と渤海(ぼっかい)に挟まれた遼東(りょうとう)半島の南端にあり、仙台やサンフランシスコと同じ緯度に位置しています。大連市内の人口は700万人を超え、中国の他の都市に比べ暮らしやすいと言われる気候や生活環境、日本語ができる人が多いことなどでもよく知られています。「浪漫の都」として中国有数の観光都市としても発展を続け、コロナ前の一昨年は150万人の日本人客が大連を訪れました。

名所と言えば大連を象徴する中山広場(ちゅうざんひろば)です。「ニコラヤフ広場」と呼ばれたこの広場を中心に10本の道路が放射線状に延び、周囲には大連賓舘(だいれんひんかん)や中国銀行など典雅な10大洋風建築物が建ち並び、エキゾチックな雰囲気が漂っています。広場の中は市民の休憩の場、交流の場であります。夜になると、灯火が輝き、歌や踊りなどたいへんな人出でにぎわいます。
友好広場(ゆうこうひろば)は中山広場のすぐ近くに位置し、人民路でひときわ目を引く水晶球(ガラス)があります。1996年に作られて、夜になると、カラフルな色に変化し、行き交う人々を楽しませます。
東京の旧上野駅を彷彿させる大連の交通の要衝である大連駅です。駅周辺の勝利広場地下街、青泥窪橋(チンニーワーチャオ)、天津街、快軌(かいき)鉄道大連駅、大菜市などにも多くの人が集まり賑わっています。
大連市の中心に市役所がある人民広場はとてもきれいです。広大な芝生の敷地に中山路を隔てて南側に国旗揭揚台、噴水池、北側に大連市人民政府、検察院、裁判所、警察所などがあります。交通規制する背が高くて美しい女性警察官もひとつの特徴です。
アジアに一番大きい広場は大連の星海広場(せいかいひろば)です。4.5万㎡の敷地を有し、周囲は高層マンションや商業施設の建設が進んでいます。今開発中の星海湾商務センターの中心部に位置しています。広場の内円は直径199.9m、外円は直径239.9mで、それぞれ紀元1999年に建市百周年、同2399年に建市500周年を迎えることを意味しています。

昔南山(なんざん)に日本人高級住宅地がありました。今その異国風情を漂わせるため、一部の建築を建て替えたり改装したりして、観光やショッピングやレジャー、飲食などのスポットーが一体になる日本風情の大通りが現れます。昔日本人街に新しい見どころが添えられました。
大連は歴史的遺産の街としてだけでなく、開発区やソフトウェアパークなどに多くの外国企業が進出する中国東北地方最大のビジネス都市で、大連日本商工会は中国で上海に次ぐ2番目3400社あまりの日本会社会員数を誇っています。

大連は他の都市と比べ、海に囲まれた大連の美味しい特産品はやはり海鮮料理です。海老や牡蠣、魚、イカ、カニ、ホタテ、アワビ、ザリガニ等、大連には全国有名な美味しい魚介類がたくさんあります。生牡蠣、蒸し牡蠣、焼き牡蠣、牡蠣鍋、しょっちゅう牡蠣を食べているのに、お腹を壊さないのも大連の魚介類が新鮮な環境のお陰かもしれません。
大連の冬の海鮮と言えばウニです、甘くておいしいです。河豚料理も超有名です。市内も開発区も街中にたくさんの日本料理店が並び、大連に駐在者も出張者はまったく違和感なく、安心して生活や仕事をしています。

コロナ状況、大連港状況
今一番の話はコロナウイルスです。去年はコロナの波乱の一年でした。
去年2月から中国全土3ヶ月程コロナと戦って、だいぶ収まりましたが、あちこちでまた感染者が出ています。大連地域は去年7月にもう一回感染者が出て、今年1月の大連港の冷凍コンテナから作業員に感染し、金州(きんしゅう)区全域封鎖、大連港2週間程業務停止などを物流に大変影響されました。船社から大連港の完全回復は5月までと聞きました。この一年ほど会ったことがない光景は全部実感しました。マスクをつけるのは常に習慣となり、面会や訪問なども全部携帯電話と変わり、物流にかなりの支障が出ていますが、ドライバーたちは二重マスクをつけて荷物を運び続けています。

自分の仕事の好きな所、これからチャレンジしたい事
今まで私に感じるのは、物流の面白さはいろんな荷主をたくさんのやり方を検討するのが大好きです。最後に無事納品する瞬間の、荷主から一言「ご苦労様、ありがとう」という満足感を忘れません。
この何年間の経済不況の中、NBS大連全員は奮闘していますが、去年からのコロナウイルスも含め困難な状況が続いています。

新年を迎えるにあたってまた新たな気持ちで、日本で学んだ精神を生かして、NBSネットワークの一員として、よりいい物流提案ができるようこれからもチャレンジしていきます。

日豊大連有限公司 周 錦秋