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【私の憧れの場所】

こんにちは。12月も半ばを過ぎ、徐々に年末の雰囲気を感じてきた今日この頃です。
今回、初めてブログを担当します福岡通関事業所の興梠です。
私は通関士として、日々輸出入に関わる手続きやそれに付随する業務を行っています(まだまだ未熟者ではありますが…)。
私は学生時代から、貿易に関わる仕事をするのが夢でした。日本には海外からのモノがたくさんあって、それを日常の中で普通に使えるってすごい…!と気付いたのがきっかけです。日本と海外を繋げる仕事ってかっこいいな~、と単純な憧れから始まり、実際に今、やりたかった仕事が出来ています。

そんななかで、私は2018年4月から2020年3月までの2年間、「女性通関士支援ワーキンググループ」というものに参加させていただきました。
「女性通関士支援ワーキンググループ(以下:WG)」とは、全国各地から女性通関士が集まり、交流をしながら、文字通り女性が通関業界で活躍するために何が出来るかを考え、実際に活動するグループです。2014年4月から発足し、私は第3期メンバーとしての参加でした。
第3期では、第2期の方からの活動を引き継ぎ、公募により集まった21名のWGメンバーで、「業会に対する働きかけ」「社会に対する活動」「労働環境に対する活動」の3つのテーマにグループ分けして活動しました。
私は、「社会に対する活動」のグループに入り、そもそも、もっと通関士や通関業のことを知ってもらおう!というところからスタートし、通関士の仕事を紹介する「リーフレットの作成」「セミナー開催の新規開拓」に取り組みました。
とは言っても、WGのメンバーは全国各地にいます。全員で集合して話し合いができるのは、2年間でたったの4回だけでした。その限られた時間をフルに使ってみんなでアイディアを出し合い、それぞれ持ち帰って練り直し、通常業務の傍らメール等で地道に進めていきました。
メンバーそれぞれが連絡を取れる時間帯はもちろんばらばらで、なかなか話が進まなかったり、文字で伝える難しさもあったり…。すべてがスムーズにはいきませんでしたが、なんとか、2年の任期を終えることができました。

(※2018年12月撮影の写真です)

正直、あっという間でした。経験が浅いなかで飛び込んだ私は、メンバーの話についていくのに必死で、もっと何か出来ることがあったのでは?と反省もあります。
ですが、WGでの時間・体験は私にとって貴重で刺激のあるものであったことは間違いありません。WGを通して、通関という仕事の認知度が、いかに低いかを実感しました。確かに、友人にもよく「どういう仕事してるの??」と聞かれます。「こんなかっこいいことやってるんだよ!!」と、もっとたくさんの人にこの仕事を知ってほしいと思いました。

そして何より、WGでの出会いは大切なものになりました。集まったメンバーは、役職も年齢も経験も様々です。ベテランで管理職の方や、いつかは自分で事業を始めたいという方、実際にフォークリフトに乗って現場作業をしながら通関をしている方、本当にメンバーみんながキラキラして見えました!素敵なんです。私もこんなふうになりたいな、とまた新たな目標が出来ました。
かっこいいな~と憧れたこの場所で、次は自分がかっこよく働けるように、今日も頑張ります!

(※2018年7月撮影の写真です)


福岡通関事業所 興梠