福岡営業所の工藤です。
梅雨の豪雨の季節も終わり、酷暑の時期がやってきましたね。
日々暑い中での業務お疲れ様です。

ニュース等でご存知の方も多いかと思いますが、福岡では7月の集中豪雨により、各地で甚大な被害が出ました。
土砂崩れや、土石流を始めとした被害の凄まじさは記憶に新しいと思います。
都市部では多くの住宅や店舗が浸水被害に遭い、被災者の方々が浸水した建物の土砂などを、掻き出す映像がニュースで何度も流れていました。

建物の浸水を防ぐ、といえば土嚢（どのう）をイメージされる方々も多いと思いますが、実は、防災対策も時代とともに変わってきているのです。
福岡営業所の倉庫では、まさに次世代の防災対策ともいえる商品を取り扱っています。
この写真の商品は土嚢に代わる、次世代の浸水対策アイテムで、「ボックスウォール」という商品です。

（写真提供：ガデリウス・インダストリー　様）

この写真のように、重ねて設置することで、水の勢いをせき止める事が出来ます。
商品の取り扱いに特別な技術は必要ありません。
大人一人で簡単に持ち運びできるサイズと重さで、接続や設置にもボルトやアンカー等の工具類は一切必要ありません。
商品の出っ張り部分と、穴の部分にそれぞれを重ねて接続するだけで設置ができ、水圧がかかると固定される仕様となっています。
これを、浸水が心配される建物付近に設置すると、水害を防ぐことができます。
しかも、使用後も洗浄し、繰り返し何度も使えるといったものです。

この商品を初めて知ったときは「防災対策も進化しているんだ」と驚きました。
また、「災害に備えるため、この商品を必要としている人の元へ、ちゃんと届いて欲しい」と思いを込め、大切に取り扱いさせていただいています。

夏本番を迎え、台風やゲリラ豪雨などが発生しやすい季節になってきました。
熱中症対策と共に、引き続き災害への備えなど、お気を付けて、お過ごしください。

福岡営業所　工藤