山粧う折、九州地方は日中まだ残暑もありますが、そよ風が心地の良いものになりだいぶ涼しくなってきました。秋と言えば【紅葉の秋、食欲の秋、スポーツの秋】などとよく言われるものですが、ここ数年の私の秋は小学生になる息子のサッカーを観戦し、その傍らグランド隅の木陰でのんびりと本を読む。そんな秋を過ごしています。みなさんはどんな秋をお過ごしでしょうか？

息子は、少し足が速いことだけが取り柄で、お世辞にもサッカーが上手とは言えないのですが、、、
「そげん走れーん！キツかっちゃーん！」っと叫びたくなる。そんな厳しい状況の時にこそ、大きくて元気な声で励ましてくれる。そして何より自分を信じて連動やカバーをしてくれる。そんな仲間達がいてくれるからこそ、息子なりにチームの勝利に貢献しようと頑張ってボールを追いかけています。お互いを支え合いながら勝利を目指す子供たちの姿は、見ていてとても嬉しくもなり清々しささえも覚えます。

私達が携わる物流業界、ひとたび外に出れば一人で仕事をしていることが多い。という方が沢山いらっしゃいますが、「どうか安全に！」「どうか無事に帰ってきて！」と切に願っている。そんな仲間達が周囲には沢山いる業界でもあります。
ついつい一人で抱え込んでしまったり、思い悩んでしまったりすることもあるかと思いますが、成し得たい事に向かって互いに励まし合ったり、時には助け合ったり切磋琢磨しながら成長し合える。そんな仲間がいてくれるからこそ頑張れたり楽しめたりもする。私は最近つくづくそう実感することが多くなり、かけがいのない仲間達にとても感謝しています。

「ひとりじゃない」そう思えることはとても心強いもので、輝かしい未来に向かってチャレンジし続ける勇気も湧いてきます。頑張ってきたことが実り、実りを収穫して仲間と共に喜びを分かち合う。ひつじ雲の下でサッカーをしている子供たちを見守りながら、そんな素晴らしい秋に思いを馳せています。

経営管理部　黒木