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【第59回 全社JNP大会】

安全企画グループの田中です。
昨年度まで品質戦略グループ、安全品質推進チームでしたが、今年度より品質企画部、安全企画グループとなり、新たな組織として活動を始めています。

今回は、3月25日(土)に開催された第59回全社JNP(ジャンプ)大会について紹介します。(JNPとは自己能力アップ(J:自己、N:能力、P:UP)を意味しています。)
JNP大会では、各部署で行われているQCサークル活動の成果発表が行われ、その改善の課程やどうやって課題を解決したのかを皆が知る事で、全社のQC活動のレベルアップにつながり、会社の品質向上に寄与しています。

今回は、全国の地区予選を勝ち抜いた選ばれた9サークルが出場しました。
そんな中、最優秀賞を獲得したのはつくば営業所!テーマ名は「追加部材積卸のトラブル未然防止」でした。
商品の破損や誤配送を防止するための改善活動についての発表であり、工夫や効果も素晴らしいものでしたが、何よりドライバーさんが自ら考え、動いてくれたという点が良かったと思います。
QC活動では色んな分析が必要になったり、発表の際はパワーポイントの資料を作成する必要があったりと、PC操作が苦手な方にはハードルが高いようなイメージがあるかと思います。しかし、つくば営業所の活動は、ドライバーさんが集まって皆で知恵を出し合い、QC手法の問題解決のプロセスに沿って整理された、シンプル且つ丁寧な内容でした。

限られた人間だけが改善活動を行うのでは、全社の品質の向上は望めません。
各々が受け持つ役割、各々が良く知っている分野で、それぞれ品質向上のために工夫するからこそ、最終的にサービスの向上につながります。
作業マニュアルだけ良くても、現場の実態にそぐわなければ使い物になりませんし、現場でうまく工夫がされていても、それが標準化されなければ新たに人が入った時に教えられなかったり、いずれノウハウが失われたりしてしまいます。

そういった意味でも、ドライバーさんが自ら考え動いて下さったつくば営業所の活動は、営業所単体での品質向上以上の意味を持った活動だったのではないかと思います。
この活動の影響が全社に広まって現場でより改善が行われるようになれば、今まで眠っていたNBSロジソルの実力が120%発揮されるのではないかと感じています。
その影響をより良い方向に持っていくのが我々品質企画部の役割ではないかと感じていますので、新年度気持ちを新たにして頑張っていきたいと思います。
皆さんのこれからにも新たな風が吹きますように願っております。


安全企画グループ 田中