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【 希望 】

8月。相変わらず耳にするのは、コロナ感染情報ばかり。
子供たちの夏休みも「ステイホーム」、地域のお祭りも、花火大会も中止…。
ひと夏の思い出作りもなかなか出来ない状況下ですが、三重営業所で「笑顔の大花火」を打ち上げました!
その名も「安全大会&夏祭り」!
今回のブログは、8月8日(土)に開催したこのイベントの様子をお伝えしたいと思います。

6月初旬。
コロナウイルス感染が収束に向かいかけた頃、始まりは「日頃から協力して頂いている家族も招待して、バーベキューをしよう!」という何気ない一言でした。
それがいつしか「安全を最優先している私たちの職場を見てもらって、安全について身近に触れてもらおう!」という方向に進んでいき、何やら壮大な計画に変化していきました。
実行委員は、三重営業所内のスタッフ全員。
しかし、まとまりもなく意見がぶつかるどころか一方通行…。

7月初旬。
コロナウイルスが再度広がり始め、このイベントは開催出来るのか…色々な不安が頭の中をよぎりました。
そんな中、立ち上がってくれたのが、乗務員さんたちでした。
「やるからには、成功させやなあかん!!」 「事務所と車庫の草刈りをするぞ!!」 「これが必要やから用意して!!」次から次へと行動に移してくれました。
その姿に後押しされ、実行委員会では様々な意見やアイデアが飛び交い、コロナウイルスを吹き飛ばす勢いで、準備が着々と進みました。

そして迎えた開催当日。
先頭に立って頂いた乗務員さんを始め、早朝5時集合でセッティング開始。開催時間までに仕事を終わらせた車輛が続々と事務所に帰社し、展示されていきました。

会場づくりの次は、コロナ感染&熱中症対策。
除菌スプレーの設置、参加者の検温・マスク着用の呼びかけ等、救護室や冷たいドリンク準備など万全を期し、いよいよお祭りスタート!
企画としては、交通ルール○×クイズ大会やトラックの死角体験、シミュレーションシステムを使った模擬運転体験など、いかにも運送会社らしい企画から、ヨーヨー釣り、炭火焼きの牛串やフランクフルトの提供など、お馴染みのメニューまで実に様々でした。

地域の行事が次々と中止になる中、参加者からは「中止じゃないんや~嬉しいわ」という喜びの声も聞かれ、全ての労が報われた気持ちになりました。
一時はイベントの中止も考えましたが、このような状況下で企業として何ができるのかを考え、万全の準備をし、実施へと踏み切る決断をしました。
今回のイベント開催を通じて、三重営業所がONE TEAMとなって取り組み、そこで生まれた参加者全員の笑顔は、このような状況下でひとつの『希望』となったのではないかと思います。
本っっっ当に準備段階は大変でしたが(笑)、「やって良かった」と心から思えた1日でした。


三重営業所 杉本

(串焼き担当メンバー)

(死角体験の様子。カラーコーン奥の三輪車は、孫のものを借りました(笑))