皆さま、こんにちは。
今回担当するのは、またまた登場、西日本配車グループの井上です。
突然ですが、「一期一会」という言葉がありますよね。僕はこの言葉が大好きです。

僕は社員だった約１０年前、突如脚が動きづらくなる難病にかかりました。通常の業務が出来なくなり、現在は３時間勤務のアルバイトとして働いています。
勤務時間中は病気の辛さを忘れ、仕事に没頭出来ています。

日頃の暮らしの中で買い物に行く時など、「ヘルプマーク」を携行しています。認知度はまだまだ高くはないようですが、それでも「何かお手伝いしましょうか?」って声をかけて頂いたり、買い物カートを押していたりすると、カゴを載せていなかったらさり気なくカゴを載せて去って行かれるおばさん。
時には転倒してしまった際、女性二人で軽々と僕を抱えあげて頂いたり、またある時は女子高生が寄ってきて「お手伝いしましょうか?」って気を使ってもらったりします。
（なるべく丁重にお断りする事にはしていますが‥）

昨年、通院の為に病院に行った時のことです。
駐車場に車を止め、車椅子に乗って300メートル離れた病院までゆっくり漕いで進んでいたのですが、慣れていないせいか、段差こそ無かったものの急な登り坂で、後頭部から転倒してしまいました（しかも大学病院の正門）。車椅子から投げ出されたところを、間髪入れず病院に勤められてる男性と、これまた対向の歩道を歩いていた女性がすかさず二人力を合わせて抱え上げて車椅子に戻してくださったのです。さらにその女性は、
「勤め先が同じ方向だから押して行きますよ」
と車椅子を押してくれました。
痛い目に逢いましたけど、別れ際、その方の姿が見えなくなるまで言い続けました。「ありがとうございましたぁ～」って。

一生に一度の出逢いって本当に尊いものだと思っています。

そして世の中には優しい人まだまだたくさん居ます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

西日本配車グループ　井上