新着情報

ブログ

つながるということ

このたびの令和8年熊本地震、ならびに全国各地の大雨災害により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
被災地の皆さまの安全と、一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

今回ブログを担当します、引越事業本部(きらくだ引越センター)の倉嶋です。
先日、大分県日田市から熊本県へ、支援物資を届ける機会がありました。
きっかけは、日田市近郊で保護猫活動を行っている「ひたねこLink Heart」さんの活動です。
熊本地震の影響で、人への支援物資は届いている一方、動物たちのための物資が不足しているということで、代表の方が声を上げ、物資を集めて現地へ届ける活動をされていました。
私も普段から保護猫のお世話をする機会があり、今回声をかけていただいたことから、協力することにしました。
8月13日の夕方に、キャットフードやドッグフード、ゲージ、水など、集まった物資を2トン車とキャラバンへ積み込み、翌14日の午前2時に日田を出発しました。
向かったのは、熊本県の芦北、宇城、氷川の3か所です。
現地では、みんなで物資をリレーしながら運びました。
私は普段から引越の仕事をしているので、荷物を運ぶことには慣れていますが、一緒に参加した方の中には、こうした作業に慣れていない方もいました。それでも暑い中、それぞれが自分にできることをしながら、みんなで物資を届けました。
今回、一番心に残った出来事があります。
芦北で保護活動をされている、被災された方のおばあさんから、おにぎりと温かいお茶をいただきました。
私たちは物資を届けに来た側です。
それなのに、ご自身も被害に遭われて大変な状況の中で、わざわざおにぎりを握ってくださり、お茶まで用意してくださった。
「こちらが届けに来たのに……」と、正直驚きました。
普段の引越の仕事でも、お客様から飲み物や食べ物をいただくことがあります。
でも、この時のおにぎりとお茶は、いつもとは少し違うものに感じました。
大変な状況にあっても、誰かを気遣う気持ちがある。
そのことが、とてもありがたく、心に残りました。
最後に伺った氷川では、集まった物資を保管している場所で、近くの方が必要なものを取りに来られていました。
物資はたくさん集まっていましたが、「必要なものを言われて、それを探してお渡しする」という作業は、思っていた以上に大変でした。
たくさん集めることも大切です。
でも、必要な人に、必要なものを、必要な時に届ける。
そこまで考えることも、支援には必要なんだと感じました。
今回の活動では、物資を提供してくださる人、物資を集める人、準備する人、車に積む人、運ぶ人、現地で受け取る人。
それぞれが、それぞれにできることを持ち寄って、一つの目的に向かって動いていました。
誰か一人が頑張ったからできたことではなく、同じ目的を持った人たちが、それぞれの役割に真摯に向き合ったからこそ、必要な物資を現地へ届けることができたのだと思います。
ただ、今回物資を届けることができたことがゴールではありません。
本当の目的は、その先にある復興です。
一度届けて終わりではなく、これからも必要とされる支援を続けていく。そのために、また誰かができることを持ち寄っていく。
そんなつながりが続いていくことが大切なのだと思います。
今回の経験を通じて、
「これが、ワンチームなのかもしれない」
と感じました。
一人ではできないことも、誰かとつながり、それぞれができることを持ち寄れば、大きな力になる。
私自身も、また機会があれば協力したいと思います。
そして仕事でも、一人ひとりが「自分にできること」を考え、誰かを支え、支えられる関係を大切にしていきたいと思います。
それが、私たちが大切にしている、
「きらくだに関わる人を幸せに」
という理念にもつながっていくのだと思います。

引越事業本部 倉嶋